活動報告

新年のごあいさつ

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、ご健勝で新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

 また、昨年は白石区民のみなさまをはじめ、札幌市各地で温かいご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
 お陰様で、こどもの貧困対策と居場所づくりの支援、雪害対策の充実、地域で実現できる災害対策の推進、老々介護やダブルケア世帯の支援体制構築など、皆さまのお声を元に各政策を進めることができております。皆さまからいただきましたご期待を胸に、これからもそれぞれの課題を見つめながら、安心して暮らせるまちづくりを目指して、全力を尽くしてまいります。

 さて、札幌市は例年、1月より厳しい寒さが訪れますが、昨冬の雪害を受け、大雪の際には一般用の雪堆積場を速やかに臨時開設することや、ダンプトラックなど除排雪機材の増強を提案して参りました。これらが今冬から実現し、設備機材の充実が図られます。
 現在は、さらに雪のある生活を快適にすべく、除排雪作業に関わる免許取得に対する助成拡充や、生活道路の排雪に向けた「地域密着型雪処理施設」の白石区への設置を提案しております。55年と長く住み慣れた白石への愛情を持って、これらの実現に力を尽くし、より住みよいさっぽろ・しろいしへと課題解決に果敢に取り組んでまいります。

 また、昨今では、コロナ禍で可視化が進んだこどもの貧困対策についても、かねてより支援強化を進めて参りましたヤングケアラー支援の観点から踏み込み、大きく前進し始めております。この問題については、市政ではじめて支援策の必要性を訴え、”実態調査の実施”と”プロジェクトチームの設置”、”支援施策の予算化”を実現することができました。これもひとえに、皆さまからのご支援・ご協力の賜物と、心より感謝しております。

 輝かしい新年の幕開けにあたり、「誰もが安心して暮らせるまち札幌」を「しろいし」から実現するため、今後も尽力してまいります。皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 最後になりましたが、本年が皆さまにとって、より良き年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和5年1月3日
札幌市議会議員 うるしはら直子